老年 詩 2022.02.132022.01.10 滝壺に 赤い小蛇がいたのだが 母さんは信じてくれないし 以来 家から出してもらえず いたずらに年は過ぎる 私はとうめい 紙よりも薄い ねむるとき 水しぶきも 私をとおりすぎて どうやら家には もう私しかいない
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