詩 真夜中まで 踊ることにした 夜通し とはいかずとも 真夜中までは 靴下の中で皮膚が鱗を生じ もう人に見せることもできない足だ 誰より機敏に働き そして 街じゅうで この部屋にだけ灯りが点いている 2022.07.29 詩
詩 つごもり 眠りに気を取られて 山霧が 小鳩に変わるのを見逃してしまった 谺は気怠く四肢を広げ 再び夜がやってくるまでの間の 私の気分の色調を操る それは 見事な手さばきである 2022.07.29 詩