抱負

早足になるな
心臓に小さな白い火があり
下水道から沈丁花の香りが
氷の面を撫でるようで
息は苦しくても
しかとこの甘さを
舌と鼓膜に憶えて
新しい皮膚とする限り
今日の日は残るし
明日までには帰れる

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